2013年11月14日

結局雑穀って何に良いの?

雑穀は、白米を充分に食べることができず、増量の為に入れていた貧しいイメージから、美容健康に作用する穀物へと変わってきています。
しかし、続けて食べることで一体どのような効果があるのか、イマイチわからないという方も多いかと思います。
今日はそんな素朴な質問にお答えしたいと思います(^^)

まず、こちらの円グラフをご覧ください。
キャプチャ.GIF
長寿村と言われた山梨県棡原村の主食の変化のグラフです。
1955年、主食が芋と雑穀の頃、炭水化物の他にも主食でビタミン、ミネラル、食物繊維がかなり取れています。
しかし1980年になると今の私たちの主食とほぼ同じ白米とパン。
これでは、お腹がいっぱいにはなっているけれど、肝心な栄養がビックリするほどとれていませんよね。
そこで雑穀の登場なんですね!

こちらは、白米と主要な雑穀の成分の比較を表にしてみました。
seibun.gif
エネルギーは、どれも横に見ていくと、ほとんど変わらないと思いますが、その他のビタミン、ミネラル、食物繊維はどの雑穀も白米より数値が上なんです。

洗ったご飯に毎日雑穀をサッと入れるだけで、普段取りにくい栄養素を主食でとれる手軽さ、食品なので体への吸収も無理なく取り込めて雑穀っていいなと本当に思います。

雑穀は、それぞれ効能や効果が違っていて、ブレンド雑穀は毎日の健康維持に役に立つと思います。
また、体に何か不調があって、早く効果的に改善したいという方は単品の雑穀を購入される方も多いです。
ちなみに私も単品の雑穀を数種類台所に常備。
その日の気温や家族の体調を見て、好きにブレンドをしています。

皆さんも、主食をもっと楽しんで欲しいなと思うこの頃です。
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2011年09月18日

中医学からみた穀物

中医学(ちゅういがく)とは、中国において行われる伝統医学の一つです。

知り合いの方から、中医学に則った「食物性味表」という本をいただきました。
その中には雑穀のこともたくさん載っていていて興味深いのですが、今回は性味に穀物をわけて紹介したいと思います。

性味
○甘しょっぱくて、体を涼しくするもの→あわ、大麦
○甘くて平和な性質(毎日食べても良い)のもの→きび、黒米、うるち米、もち米
○甘くて体を温めるもの→赤米、インディカ米
○甘渋くて体を温めるもの→たかきび
○甘くて体を涼しくするもの→小麦、そば、はと麦
○甘苦く涼しいを過ぎてわずかに寒いもの→ひえ

このような感じに分類できました。
こうやってみると、穀物は中医学から見ると、甘い存在。
確かに噛めば噛むほど、やさしい甘さがひろがってきますよね。



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2011年04月25日

雑穀を食べるとどういう風にいいの?

「雑穀を食べているけれど、結局何がどういいの?」そんな質問をいただくことがあります。

ズバリそれは「不足しがちなミネラルや食物繊維を主食で手軽にとれること」だと思います。

色々なおかずを作らなくても、白米に混ぜるだけで、様々な栄養素がご飯からとれるって画期的なアイデアですよね。
ブレンド雑穀だと、日々まんべんなく採れますし、単品の雑穀は自分が不足している栄養素を短期間で効率的にとることができます。

例えば
便秘気味→押麦
貧血気味→もちあわ

さらに
血管をしなやかにしたい→そば米
肌をきれいにしたい→はと麦
など体の改善をめざす使い方をされていらっしゃる方も多いです。

ちなみに私(店長)は、家族や自分の体の状態、そして季節によっても好みで色々入れています。
例えば昨日は
お昼外食だったので、夜は押麦+緑米+もちきびにして“血液や腸をきれいにする”ことを意識した雑穀ご飯にしました。
皆さんも色々な雑穀を試してみてくださいね。

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2009年12月15日

薬膳からみた雑穀

薬膳の世界でも、雑穀は登場します。
薬膳とは「体を健康に保つおいしい食事」のこと。

ここでは、薬膳からみた雑穀の効能をご紹介します。

○ハトムギ(よくいにん)
便秘、肌荒れ、利尿、いぼ、リウマチなどに効果的。
体を冷やす作用があるので、体に熱がこもる夏におすすめの食材。

○黒米
血液の浄化作用、妊産婦の回復にも。
アントシアニンにより視力改善、老化防止。

○緑豆
熱をとり、利尿、利水作用がある。
のどの渇きをいやし、解毒効果がある。
豆もやし、春雨の原料。
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なぜ大麦は押し麦にするの?

大麦にはもち系とうるち系がありますが、もち系でもお米よりもっと硬く、うるち系はインディカ種並みの硬さです。

そこで、大麦の種皮を取り除いて精麦し、蒸気で加熱した後ローラーで押しつぶして乾燥したものが押し麦。
こうすることによってすぐに煮え、お米と一緒に炊けるようになりました。

近頃は米粒麦と言って、蒸した後押しつぶさず、スジにそって二つ割にしたものもあります。
米粒と同じような形と比重に加工してあるため、炊いた時米ともよく混ざり黒いスジもほとんど目立たないので、違和感がありません。
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体を温める雑穀

毎日寒い日が続きますね。
この時期におすすめの体を温める雑穀は「ひえと赤米」。

食べ続けることにより冷え性体質を改善できます。
つらい生理痛も体の中から温めることにより軽減することが
できますよ。
生理中だけでも雑穀を食べるといいですね。

女性は男性より熱を発生させる筋肉量がが少ないので冷えやすく、卵巣や子宮などの生殖器官は特に冷えに弱いのです。
冷え症が慢性化すると不妊や婦人科疾患や要因となるので要注意です。

食べ物は精製、加工すればするほど体を冷やす作用が強くなります。
なるべく未精白の生きた食物を摂るように心がけたいですね。
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ため池の役割

ため池とは、農作物を育てるのに欠かすことができない水を
雨が少ない時期に供給できるように貯めている池のことです。

地形が急で、短く流れが速い河川が多い我が国では、農業用水を
確保するために、古くから多くのため池が造られてきました。

現在ため池は全国に約21万箇所、ため池の多い県は、
兵庫県、広島県、香川県、山口県、大阪府の順になっており、
これらの5県で全体の約半数を占めています。

また、ため池は地域防災としての役割も果たしています。
他にも、魚、昆虫、鳥等のさまざまな生物の生息、場所と
なっており、生物の生活の場としても重要な役割もあります。
posted by 田中米穀店店長 at 08:57| 雑穀(全体)について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

イネ科の植物

世界三大穀物といえば
イネ、コムギ、トウモロコシですが、いづれもイネ科です。

イネ科の植物は一株からたくさんの種子がとれ、長期間保存することが
できます。
また栄養面でもデンプンやたんぱく質などをバランスよく含むため
大昔から世界各地で栽培され、主食とされてきました。

穀物ではそのほかにオオムギ・カラスムギ・ライムギ・キビ・アワ・ヒエ・シコクビエ・モロコシなどがありますが、そのほかタケやサトウキビも
イネ科の植物です。
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有機農産物、無農薬栽培、減農薬栽培とは

◎有機農産物
原則として化学合成景薬、化学肥料及び化学合成土壌改良資材を
使わないで、3年以上を経過し、堆肥等による土づくりを行った
ほ場において収穫された農産物。

◎無農薬栽培
農薬又は化学肥料を使用しない栽培方法により生産された農産物。

◎減農薬栽培
化学合成農薬又は化学肥料の使用を、同じ地域の同じ時期に慣行的に
使われる回数又は量の5割以下に減らして生産された農産物。
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日本人はいつから箸で食べるようになったの?

お米が伝わってきた縄文〜弥生時代にはまだ赤米の蒸し飯などを
手づかみで食べていました。

しかし弥生時代末期になるとお米と同じく箸も伝わって来ましたが
入ってきた当初は、ピンセットのような形をした折箸(おりばし)、
これは竹を削り、真ん中を折り曲げ長さを揃えたものです。
また一般の人が使うものではなく、“神様が使う神器”であり
天皇だけが使うことを許されたものでした。
現在ではその名残として天皇即位後の最初の新嘗祭に折箸が使われて
います。

8世紀頃から箸食の文化は一般に広がり、唐箸(からはし)と呼ばれる
現在使われているような二本一組の箸になりました。

日本人は生後間もなく、お喰い初めの儀式で箸を使い、亡くなった後の
葬儀では箸を使ってお骨を拾います。
日本人の人生は箸に始まり、箸に終わる、それだけ日本人にとって
生活に密接した重要なものなのです。

やってはいけない箸づかい
○刺し箸
 料理をフォークのように箸で刺すこと。

○寄せ箸
 器を箸で寄せたり、押したりすることを言います。

○迷い箸
「どれを食べようかな…」と、箸を料理の上であちこちに運ぶこと。
 
○ねぶり箸
 箸を口でなめたり、吸ったりすることを言います。
 お雑煮などでおもちが箸にくっくいたりするとついやってしまう
 ものです。

○渡し箸
 食事の途中で箸を食器の上に渡し置く。
 これは「もう要りません」という意味になります。

○探り箸
 食器の汁物などをかき混ぜて、中身を探ること。

○かき箸
 食器の縁に口を当てて、料理を箸でかき込むこと。

○かみ箸
 箸先を噛むこと。

○箸渡し
 箸をはさみ上げた料理を別の箸で取ったり、箸と箸で食べ物の
 やりとりをすること。
posted by 田中米穀店店長 at 08:45| 雑穀(全体)について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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